スペキュレイタ

ヤマザキのランチパックはたまごのが好き
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[book & comic] #031 西澤保彦 「タック&タカチシリーズ」時系列リスト

突然ですが、西澤保彦の代表的著作シリーズのうちの1つに
「タック&タカチシリーズ」というのがあります。
タック、タカチ、ボアン先輩、ウサコの4人を中心に
繰り広げる、青春物語を多く含んだ、推理小説です。

現在、5冊の長編と、3冊の短編集が発表されており、
そのうちのほとんどがすでに文庫化されています。
つまりは、最近新作が出ていないわけですが・・・。

まずは、現在までに発行されている本のリストを。

<長編>
A.『彼女が死んだ夜』カドカワノベルス(1996)/角川文庫(2000)
B.『麦酒の家の冒険』 講談社ノベルス(1996)/講談社文庫(2000)
C.『仔羊たちの聖夜[イヴ]』
   カドカワエンタテインメント(1997)/角川文庫(2001)
D.『スコッチ・ゲーム』
   カドカワエンタテインメント(1998)/角川文庫(2002)
E.『依存』 幻冬舎(2000年)/幻冬舎ノベルス(2001年)/幻冬舎文庫(2003)

<短編集>
a.『解体諸因』 講談社ノベルス(1995)/講談社文庫(1997)
b.『謎亭論処』 祥伝社ノン・ノベル(2001)
c.『黒の貴婦人』 幻冬舎(2003)/幻冬舎文庫(2005)

という感じになっています。
長編は、発表順がそのまま時系列順になっているので、
「彼女が死んだ夜」から読み始めて「依存」まで続けて読んで問題なし。

しかし短編集のほうは、収録方法がとても厄介で、
短編集3冊全部が、時系列がバラバラに収録されているのです。
読んでいると、頭の中がこんがらがること必至。
しかも長編の前後を補完するような話も多く、
シリーズ全体で見るとけっこう重要なエピソードもちらほらと・・・。

・・・というわけで、すべての小説を時系列に沿って
並べてみました。これで少しは分かりやすくなったかな?
※物語の「解決編」の時期をもとに並べています
※同じ年に解決される作品はひとまとめにしてあります
※短編あとの数字は、その作品が収録されている順番

<学生編>
『彼女が死んだ夜』
『麦酒の家の冒険』
「解体守護」(解体諸因-5)
「新・麦酒の家の問題」(謎亭論処-8)
「見知らぬ督促状の問題」(謎亭論処-2)

『仔羊たちの聖夜』

『スコッチ・ゲーム』
「印字された不幸の手紙の問題」(謎亭論処-7)
「招かれざる死者」(黒の貴婦人-1)
「黒の貴婦人」(黒の貴婦人-2)

『依存』

<社会人編>
「解体昇降」(解体諸因-3)
「解体迅速」(解体諸因-1)
「解体出途」(解体諸因-6)

「スプリット・イメージ」(黒の貴婦人-3)
「夜空の向こう側」(黒の貴婦人-5)


「盗まれる答案用紙の問題」(謎亭論処-1)
「消えた上履きの問題」(謎亭論処-3)
「呼び出された婚約者の問題」(謎亭論処-4)


「懲りない無礼者の問題」(謎亭論処-5)
「ジャケットの地図」(黒の貴婦人-4)
「閉じ込められる容疑者の問題」(謎亭論処-6)
「解体信条」(解体諸因-2)

「解体肖像」(解体諸因-7)
「解体譲渡」(解体諸因-4)
「解体順路」(解体諸因-9)


<時系列から外れるもの>
※劇の脚本、ただし「解体順路」(解体諸因-9)よりは前に書かれたもの
「解体照応」(解体諸因-8)

・・・というわけで、このシリーズを読む際の
手助けになれば幸いです。
「チョーモンインシリーズ」でも同じように
短編の収録順と時系列がこんがらがってますが、もう知らん。

男 参考資料:タック&タカチシリーズ年表(解題書院)
※ネタバレ注意
http://www.i-younet.ne.jp/~ykawase/nenpyo/nen_frame.html
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[book & comic] #030 のりしろ真夏の読書まつり その3

はい、「のりしろ真夏の読書まつり」も3日目。
そろそろ飽きてきた?飽きてきたよね?
そんなあなたの都合もお構いなしに、祭りは続くのです。

@Nifty編「名古屋の不思議」(小学館文庫)
北野勇作「どーなつ」(ハヤカワ文庫)
米澤穂信「犬はどこだ」(東京創元社)

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@Nifty編「名古屋の不思議」(小学館文庫)[AA]

人気サイト「デイリーポータルZ」のライタの皆さんが
実際に名古屋に取材して見つけてきた小ネタ集。
「納豆コーヒーゼリーサンド」も「しるこサンド」も
「赤味噌ビール」も全部載ってますよ。面白いです。
ただし、制作にデリポタが関わっているというのは
この本の中ではほとんど触れられていないのが残念です。
オフィシャルサイトの記載がありませんし、
各コラムにライタさんの署名さえ入っていない。
小学館の方がこういうプロデュースをしたのが
ちょっと納得できないのでした。

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北野勇作「どーなつ」(ハヤカワ文庫)[AA]

かわいらしい表紙。そして出てくるのはクマのぬいぐるみ。
しかし読むことができるのはやっぱりSFなのです。
主人公をはじめ、登場人物のうちかなりの存在が、
物語中に自分の記憶をなくし、そしていつのまにか
新しい(他の誰かの)記憶がするりと忍び込んでくる。
普通の小説ならそこで「本当の自分」を探したりしたり、
自己崩壊に陥ったりするんですが、この小説のなかでは
「無知」なのか「平常心」なのか、それとも「諦め」なのか・・・
何か別の感情が支配しているような気がします。

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米澤穂信「犬はどこだ」(東京創元社)[AA]

表紙に「1」と書かれているので、シリーズものの第1作(のはず)。
ある理由で東京から地方都市に戻ってきた青年が
犬探し専門の探偵業を始めます。しかし、依頼されるのは・・・
今までの米澤穂信の小説と比べると、ハードボイルド色が高くて
驚きましたが、こういう作風も出来るんだなぁと感心しました。
非常にオーソドックスな話ではありますが、おすすめです。
また、エンディングの方向性が、いつもの米澤穂信の小説とは違うので
いままで彼の小説が合わなかったという人も、読んでみるといいかも)

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[book & comic] #029 のりしろ真夏の読書まつり その2

お盆真っ盛り、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
のりしろは今シーズンまだスイカを食べていませんよ。
こんな感じで今年の夏も消化不良気味に過ぎていくのです。

さて、「のりしろ真夏の読書まつり」その2は
森博嗣「ダウン・ツ・ヘヴン」(中央公論新社)
米澤穂信「クドリャフカの順番」(角川書店)
乙一「GOTH (夜の章/僕の章)」(角川文庫)
の3作の感想を。

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森博嗣「ダウン・ツ・ヘヴン」(中央公論新社) [AA]

「スカイ・クロラ」「ナ・バ・テア」に続く、シリーズ第3弾。
時系列は、古いほうから「ナ」「ダ」「ス」の順です。
当初3部作という話をどこかで読んだような?
実際は全然そんなことはなくて、
今後もだらだらと続くような気がしますね。
「スカイ・クロラ」で見られた切れ味の鋭さは、
残念ながら、ここには存在しませんでした。
最近の森博嗣、「ファンだけに書かれた閉じられた小説」 が
ちょっと多すぎて困っています。人には薦められない。

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米澤穂信「クドリャフカの順番」(角川書店) [AA]

こちらも「氷菓」「愚者のエンドロール」に続く、シリーズ第3弾。
前2作に続き、ほんわかした雰囲気がなんともたまらないです。
不良が一切登場しないのに違和感を感じる方がいるかもしれません。
昔のりしろが通っていた高校もあんまり不良はいなかったので
(学校のガラスを割って回るとか、廊下をバイクで走り回るとか
そういうのはいなかったはず。
酒&タバコぐらいは普通にありました)
ラストのインパクトはは前の作品の方がすごいと感じましたが、
今回もじわじわと来る、切ないエンディングは健在なので、
安心して読めると思います。
ライトノヴェルっぽさもちゃんと残っていますよ。

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乙一「GOTH (夜の章/僕の章)」(角川文庫) [AA]

短編集なので、ミステリィとしてはかなり単純な構造にならざるを得ず、
そのために読んでる途中で真相が読めてしまうことが多かったです。
・・・ということはほんのささいなことで、小説としてはすごかった。
やはりこの著者は社会的マイノリティを淡々と描くのがうまい。
特に、犯人の一人称で描くと、本当に強いですね。
平易な文章なのに、じわじわと引き込まれていくのが、本当に不思議。

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[book & comic] #028 のりしろ真夏の読書まつり その1

はーい、2005年夏休み特別企画の
「のりしろ真夏の読書まつり」が始まりましたよー。
これは、「スペキュレイタ」でまだ書いてなかった
読んだ本やマンガの感想をまとめて紹介する、というもの。
13日、14日、15日の3夜連続でガンガンアップしますよ。

今回は
舞城王太郎「世界は密室でできている。」(講談社文庫)
舞城王太郎「阿修羅ガール」(新潮文庫)
森博嗣・スズキユカ「迷宮百年の睡魔」(幻冬舎バーズコミックス)
の3作。「迷宮」だけコミックです。

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舞城王太郎「世界は密室でできている。」(講談社文庫)[AA]

独特の畳み掛ける文体がクセになる、ミステリ風青春小説。
それだけに、この文体はきっとどこかで飽きるような気がしますが、
今のところはかなり面白いです。
特に、エンディングあたりのスピード感と爽快感は素晴らしい。
物語全体、ダレるところがなくて良いですね。
ただ、せっかく密室トリックを出題しているのに、
次のページですぐ答えを明かしてしまうどころか、
問題文を読んでいる時点で、正解の図面が
次のページから透けて見えるのはいかがなものか!(笑)

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舞城王太郎「阿修羅ガール」(新潮文庫) [AA]

こちらも、あまりネタバレになることは書けないですが、
やはり途中の展開に驚きました。
最後まで読めば納得するんですけどね。
ただ、やはり少し「(いわゆる賞をとるような)文学っぽさ」を
狙いすぎている感があります。
個人的にはもっとエンターテイメント寄りだとうれしいです。

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森博嗣・スズキユカ「迷宮百年の睡魔」(幻冬舎バーズコミックス) [AA]

森博嗣の同名小説のコミカライズ。
原作のかなりの部分が端折られているけれど、
それでも、どの部分を選んで描くか(もしくは描かないか)の
取捨選択がうまいので、原作っぽさはかなり出ていると感じました。
あ、あと、小説「迷宮百年の睡魔」の文庫版(新潮文庫)の
解説は綿矢りさだそうですよ・・・。

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[book & comic] #027 コミック・バトン

はい回ってきましたバトンも4つ目。
「バトン」のブームもそろそろえーと・・・
というような気もしたりしなかったり!
しかし現在引き続き「回されたバトンの時期・種類によらず、
すべてニコニコ笑って答えますよ」キャンペーン実施中なので
ばっつんばっつん答えていきたいと思います。
「バトンに貴賎はない!」

今回のバトンは「コミック・バトン」。
「OUT THERE」のわんから回ってきましたよ!

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● 本棚に入ってる漫画単行本の冊数

現在20冊ぐらい。少ないよね・・・。
こんな状況でコミック・バトンに答えますよ。

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● 今面白い漫画

先週サイトウさんにいただいた、
富沢ひとし「プロペラ天国」がすごかったです。
絵柄はいわゆる萌え絵なんですが、やってることはハードSF。
パラレルワールドやタイムパラドックスなどの概念が
おそろしい勢いで詰め込まれていました。
単行本1冊分の分量なのに、これは濃い!

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● 最後に買った漫画

藤崎竜「Waqwaq (第4巻)」

全4巻で完結。このマンガの敗因は、
やはり主人公の戦闘時の姿があまりかっこよくなかったからだと思います。
大人から見ると丸っこくてかわいいんですけど、
小中学生から見るとダサデザインにしか見えないかも。
連載打ち切りが決まってしまったので、
後半の展開がかなり駆け足ですが、それでもよくまとめてますね。

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● よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画

昔から読んでたマンガでピックアップすべきもの、
といえばこのくらいかなぁ。

鳥山明「ドラゴンボール」
岡田あーみん「お父さんは心配性」
藤崎竜「封神演義」

上記以外に
江川達也「東京大学物語」
麻宮騎亜「サイレントメビウス」
あたりは記憶に残っています。

のりしろの幼少時のマンガ体験は、
「りぼん」と「週刊少年ジャンプ」でした。

「りぼん」のほうは「お父さんは心配性」の他には
「ちびまる子ちゃん」の連載開始第1回を
「りぼん」本誌で読んだ記憶があります。
「ときめきトゥナイト」とか「星の瞳のシルエット」とかの、
いわゆる王道のマンガも押さえつつ・・・。
「星の瞳の〜」は、主人公の香澄は悪女だという事実に、
最初に読んだ、小学生の時点では気づかず、
中学生あたりになってから思い出し怒りを・・・(笑)

一方、「ジャンプ」のほうは、いわゆる黄金期だったので
「ドラゴンボール」を中心に、「北斗の拳」「ジョジョの奇妙な冒険」
「聖闘士星矢」「まじかる☆タルるートくん」などを
読んだり読まなかったり。
ただ、当時ののりしろは「北斗の拳」に代表される
あの濃い絵柄が当時あまり好きではなかったので、
わりとあっさりめの「ドラゴンボール」を好んでいたんだと思います。
藤崎竜が好きなのは、同じく絵柄が濃くなかったせい。
(彼のマンガのファンは女性が多いですね)

その後(中学生以降)は、小説にハマったので
一般の学生に比べると、マンガを読む量はかなり少なかったはず。
そしてふたたびマンガを読み始めるのは、
東京に出てきた2002年あたりからになります。
現在住んでいる場所は、近所にマンガ喫茶があるので、
気軽に読むことができるのがうれしい。
また、友達もいっぱいできたので
借りたりもらったりするマンガも増えてきました。
現在二ノ宮知子「のだめカンタービレ」を7巻あたりまで読んでますよ。

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これから読みたいマンガは、
さっぱり系の少女漫画と、サブカル系に手を出したいと思ってます。
マンガに詳しい友人がいっぱいいるので、心強い!
のりしろのマンガライフは、たぶんこれからが全盛期。

あ、バトンを回す人は・・・えーと、どうしよう・・・。保留。
posted by のりしろ | 固定リンク | comments(6) | trackbacks(0)


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